Visual Basic

Visual Basicは、プログラミング言語BASICの流れを汲む、開発言語と統合開発環境の一つです。
従来、Visual BasicはWindowsでの利用を想定されていたので、利用する環境やユーザーは限定されていました。
現在では、Visual Basicに代わる、開発言語が次々と登場していますが、あえて新規に選ばれる機会は少ないと考えられます。

シンプルなユーティリティを開発したり、簡単なアプリケーションを作る場合は、今でもVisual Basicが重宝されます。
画面上でパーツを配置したり、それぞれに機能を割り当てるプログラミング手法は、Visual Basicが先進的に採り入れた特徴です。
つまり、従来からVisual Basicに慣れ親しんでいる人は多く、今でも開発言語の第一候補に選んだり、時代の流れに関わらず使い続けていることを意味します。

過去の資産が活かせるのも、歴史の長いVisual Basicならではですから、長年開発を行ってきた企業にとっては、他の言語には代えられない特別な存在です。
これを言い換えれば、乗り換える機会がない、あるいは乗り換えられないとも表現出来ますが、何れにしてもVisual Basicには、簡単に外せない理由があるといえるでしょう。

この言語の歴史は、提供企業一社だけで語れるものではなく、後の開発言語に影響を与えている、重みと存在感があります。
良い意味では、取っ付きにくかったBASICに改善を加え、親しみやすく変えた点が評価されます。
一度覚えれば、Windowsの利便性が大幅に高まる、その意味でも存在価値は無視出来ない程です。
表計算ソフトでは、言語の簡易バージョンが搭載されているので、特別に意識しなくても、誰しも触れたことのある言語となっています。

他に、バッチファイルという形で使われる機会もありますから、システムにも根付いている言語です。
未だに古い手法を引きずっていたり、他の言語に対する乗り換えが進まない、という批判は少なからずあります。
ただ、プログラムの歴史に与えた影響は大きく、多くのプログラマーを育てた功績は紛れもない事実です。